心の奥に鍵をかけて

陽射しのなかで

教訓を忘れずにシャワーを浴びる,となれば,前回の教訓を忘れずに・・・まずは靴をクローゼットのなかのスリッパに履き替えて,バスルームに入ったら,畳んだ服は邪魔にならないように鏡の横に置いて,バスタオルはシャワーブースのハンドルに準備して・・・...
心の奥に鍵をかけて

その日,万端整えて

ただの火遊びだったのかな初めての出来事があってからも,週5日のパートは淡々と続いていきました.1週間が経ち,2週間が過ぎ・・・専務さんはそれまでとまったく変わりなく,納品にもお一人で出かけて行きます.もしかしたらあの邂逅は,ほんとうにただ一...
夫と私

気づけ〜夫!

外面はいいけれど夫は真面目だし,いつだって控えめだし, 頼まれると断れない気の弱さもあって, 正直,かなりお人好しのところがあります. 私には頑固でキツイ一面を見せることも(よく)あるので,実は外面がいいのだと思っているのですが・・・そんな...
心の奥に鍵をかけて

瞬く間にその時は終わって

そのまま静かに時を待つ専務さん・・・断ってもいい・・・その時間は,私の気持ちを確かめる時間だったのだと思います.窓際に立ったまま重ねられた唇を受け止めたとき,それは無言の了承になりました.シャワー,浴びてらっしゃい「あ,はい・・・」事務所を...
心の奥に鍵をかけて

少しゆっくりしていけますか?

心待ちにしていたその時が・・・初めて納品に同行してからは,次の機会を心待ちにしている自分に,少し複雑な感じがしていました.仕事の合間のちょっとしたひと休みの時間でしかなかったのに・・・その雰囲気も,その会話も,どこか特別で,とても素敵に感じ...
心の奥に鍵をかけて

その日,静かに確かめられて

穏やかなお茶のひとときに・・・今,思い返せば・・・立派なホテルの素敵なカフェでの穏やかなお茶のひととき,優しい会話のなかで,専務さんにはいろいろなことを聞き出されていたのかもしれません.私は・・・といえば,その雰囲気にちょっと(かなり)舞い...
心の奥に鍵をかけて

素敵なカフェと優しい会話の穏やかな時に

明日は外出できる服装で・・・「明日は外出できる服装で来てくれますか?」はじめて納品に同行するよう頼まれました.一応,車の免許を持っているので,納品先で路上駐車しなければならなくなったときに,車のなかにいてくれればいいから,ということでした....
夫と私

私だってイってみたい

そんな出来事が我が身に起こるとは思いもしなかったあの頃,自分の欲求不満にひとり悲しくなり,何となく人を羨ましく思い,そんな自分がそこはかとなくイヤになる,出口のない悶々とした悩みに苛まれていました.イクってどんな感じなの?私だってイってみた...
夫と私

夜のルールはこうしてつくられた

確かに夫はとても真面目・・・なのですが夫は基本的にはとても真面目で,決して楽とはいえない職場に,不満をいうこともなくほぼ無欠勤で通い,きちんと勤務して寄り道をすることもなく真っ直ぐ帰宅します.将来に大きな展望があるような立場でもないけれど,...
夫と私

ソレは私が買うのかな? 今は笑える思い出です

鬼の居ぬ間は貴重な時間娘たちは近くに住むおじいちゃん・お婆ちゃんが大好きで,学校や幼稚園の後で夕方までほとんど毎日お世話になっているのに,それでもお泊まりできると大喜び.夫に連れられて実家に出かけて行きました.みんなの要求から解放された自由...